2009年8月29日土曜日

Preparation Session (Accounting for Business Decision)

今日はHKU MBAの初めてのクラス。
(といっても、Preparation Sessionなので本番クラスではありません)。

PT向けには、このクラスは今年から始まったらしい。
昨年はいきなり本番クラスから始まったため、Accounting経験のない学生がクラスについていくのが大変で問題になり、今年からその点が改善されています。

HKUのMBAには、様々なバックグランドの学生達が集まっています。
すでにCPAの資格をもっていて銀行や金融系コンサルで現役バリバリの学生もいれば、Accountingに全く触れたことのない生徒もいます。僕は後者の一人です。

手にしたテキストブックはPeasonのAccountingという、そのままのタイトルの本。1300ページもあって、持ち運ぶだけで肩がこります。

自主参加のクラスのわりに、多くの学生が来ていました。
多分、90%くらい参加していたのでは?
中にはCPA保持者もいて、「あなた達がなぜここに?」と思いましたが、何事も最初が肝心なので、様子見なんでしょう。

今日のTutorは Mr. Ray Banker。
Preparationというタイトルのとおり、初心者にもわかるように基礎から教えてくれます。
B/S, I/S, C/Fの初歩からスタート。

昔簿記は勉強したことがあるけど、10年くらい前のことだし、全部日本語での勉強でした。英語となると悲しいくらいに単語が出てこないと改めて実感し、このクラスをとって正解でした。

Rayいわく、AccountingはPuzzleだと。

それぞれのピースを理解すればPuzzleがとけるけど、反対に理解できなければPuzzleを完成できない。とにかく最初は基礎を暗記して理解しなさい、そうすればあとで全体が見えてくるから、という寸法です。

例えば、
「AID, LIC, RIC, EqIC, ExpID」
という言葉を呪文のように暗記しなさいと。

Assets が Increase すると、Debitが変化するから、縮めてAID。
LiabilitiesがIncreaseすると、Creditが変化するから、縮めてLIC。
といった具合。

僕と同じ初心者生徒からは「なんでこれをいま覚えるんですか?」「どういう意味ですか?」と質問が飛びかいます。

Rayの回答。

「ごちゃごちゃいわないで覚えろ!なぜって?俺がGodで、俺がそういってるからだ!

もちろんJokeなんだけど、先生がここまで言っていいんかい?!

授業の後は、何人かで集まって中華をたべてお開き。

2009年8月23日日曜日

オリエンテーション (2日目)

オリエンテーションの2日目はチームビルディング。

朝から外に集まり、30度超えてるぞ!?と思われる炎天下の中で体操やダンス。事前にドレスコードの指定がなかったため、ジーンズをはいてきてしまった僕は全身汗でグチャグチャ。来年はドレスコード指定必須だな。

その後は室内に移り、いくつかのプログラムの後、今日のメインになるアフリカンダンスのプログラム。108名の参加者全員で、アフリカのダンスを覚えて完成させようというものです。

最初に6つのグループにわけ、その中で太鼓、歌、ダンス、衣装のさらに小さなチームに分けて、小グループ同士で発表をして競います。その後は大きな1つのグループになって全員で演出するという内容。



当たり前だけれど、人が増えれば増えるほどまとめるのが難しくなります。元々自己主張の強いメンバーが多い上、声が通らなくなり、意見もバラバラ。状況に応じて自分のポジショニングも変えなければなりません。この点は企業がかかえる問題と全く同じですね。

限られた時間の中で、最後はなんとか形になりました。

一番最後に、このダンスプログラムの先生にあたる Peter がみんなの前でお手本ダンスを披露してくれました。やっぱりプロはすごい、脱帽。ってか、こんなん誰もできないって!



今回のオリエンテーションでは、これまで面識のなかったMBAの学生達と打ち解けることができました。なんだかんだでこれが一番の収穫。

オリエンテーション (1日目)

今年のHKU MBA (PT) オリエンテーションはゴールドコーストホテルで開かれました。

昨年は香港ディズニーランドでと聞いていたので「今年はコスト削減か?」と一瞬疑いましたが、本当の理由は昨年ホテルの対応があまりよくなかったからだそうです。

アドミラルティ駅からバスにのって約40分で到着。なんだかリゾートな感じでアガります



各種手続きと軽食をすませ、さっそく MBA Director の Dr. Chris Chan からのプレゼン。で、最初に流したビデオがこれ。(みんなウケてたけど、僕は以前観たことがあってネタバレ)



これから最低2年間のコースを始める上で、CIA (Commitment, Interest, Attitude)の心構えから始まって、コースの概要を一通り説明。気になったのはLBS/Columbiaへの参加プログラムで、Part-Timeの学生は強制参加ではないから、希望者は来年春までに準備をすませて申請が必要とのこと。追加費用+GMAT最低600点が必要。

ランチのあとは、Mr. Simon Tamプレゼン の "Can you REALLY learn to become a successful entrepreneur?" 。一度香港大をスピンアウトして自分でICOというITの会社を立ち上げた経歴の持ち主。

ランチの時に近くをすれ違って、あんまりぱっとしない人かなぁ(失礼!)と思っていたけど、大間違い。

この人のプレゼンは凄い!


ぎりぎりまでひっぱる完璧な間の取り方、力強いメッセージ、絶妙なユーモアに見る人を引きつけるゼスチャーと目力。プレゼンの後は、Simonの授業を受けたいというファン学生が続出(今年の授業はすでに満員らしい、残念!)。

その後Dr. Sun Joe baeのプレゼンが終わって(正直若干眠かった)、やっとディナー。ビュッフェ+バーベキューで美味しい。もちろん飲み放題。夜はみんなで近場に飲みに繰り出すものの、Gold Coastという場所柄のせいか、夜12時にはラストオーダーとなり、しぶしぶ早めに切り上げ。

2009年8月21日金曜日

はじめに

日本を離れて香港に移り住んで早3年半。

今一度自分のキャリアを見直して、自分にきちんと投資しようと、働きながら通える香港大学のMBA (Weekend Mode)に通うことにしました。

ここではこれから待ち受ける生活を綴っていきたいと思います。