昨日の Steve Jobs の講演、きましたねー。
1年以上前から噂されていたApple社の新タブレット型端末「iPad」がとうとうリリース発表されました!
Apple製品らししライフスタイル提案型製品に仕上がっていると思います。こういう製品は以前だったら速攻注文するところだけど、いまは収入がないのでしばらく様子見とします、、、
ざっとみた感じの Pros / Cons はこんな感じでしょうか。
(Pros)
- US$499からの低価格(市場予想はUS$1,000程度だった)
- 9.56inch / 0.68Kg の筐体は携帯に便利
- 講演映像をみるかぎり、うごきサクサク
- iBookアプリの搭載で、書籍を電子上で購入してすぐに読める
- 書籍とwebやvideoを連携できるため、あらたな読書形態が生まれるかも
- Keynote, Pages, Numbers のオフィスアプリがiPad用にうまくカスタマイズされている
- 外部ディスプレイにも接続できそうなので、プレゼンに良さそう
- デベロッパーキットもダウンロードできるため、これから多くのアプリが期待できる
(Cons)
- Flashが使えなさそう
(講演ビデオでは対応していなかった)
- 画面が明るすぎて、書籍を長時間読むにはつかれるかも?
- 出版業界はしがらみが多く、パラダイムシフトまで至れないかも?
- バッテリー10時間は、Amazon の Kindle等と比べるとだいぶ短い
(フルカラーだし用途も違うんで仕方ないけど)
- マルチタスクに未対応
- ソフトキーボードはやっぱ入力しにくそう
(ブラインドタッチは無理っぽい)
- 製品名の響きがよくない?
(事前に流れてた iSlate のほうがカッコいいような、、、)
今回の発表に、出版業界の人たちは今頃いろんな対策を練っているのではないでしょうか?AmazonのKindleのときは、英語書籍はだいぶカバーされたけど、日本語書籍はほどんどなかったと思います。「出版社の参入が先か?」「端末の普及が先か?」の、鶏と卵の関係になっていたためです。今回のiPadは端末自体が電子書籍閲覧以外の魅力を備えているため、「端末の普及」→「多くの出版社の参入」→「電子書籍の新たな市場の創造」という展開が期待できるかもしれません。
個人的には、MBAの授業で山ほど配られてくる Case Handouts を全部スキャンしてiPadにのせとけば、重い書類を持ち運ばなくてすむしキーワード検索も楽になるしで、使いやすくなるかなと思ってます。
この「携帯」と「ノートPC」の間のセグメントにどれだけ市場が反応するか、これからが楽しみです。
それにしても Steve Jobs のプレゼンはいつ聞いてもすごいなぁ。
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