2010年5月17日月曜日

iPadのSIMロックに思うこと

先日、ソフトバンコクの孫さんが、「日本向けのiPadはソフトバンクからの販売で、SIMロック付き」と発表しました。



先立ってiPad市場への参加に意欲を見せて、iPad向けのマイクロSIMカードまで発売すると発表していた NTT DoCoMo の山田社長には大打撃だったんじゃないでしょうか。

僕は孫さんのアグレッシブな姿勢は個人的に好きなのですが、今回についてはいささか理由が強引な気が、、、

(理由)
  • ソフトバンクは競合他社と異なり、総務省から携帯電話用の800MHz帯を割り当てられておらず、公平な競争 環境にない
  • ハンデキャップがある分、新しい文明の利器や違う切り口で戦う (= iPadにSIMロックをかけてソフトバンク限定にする)

いや、これはこじつけでしょ。いつもは「利用者の立場」を全面に出してきてるのに、iPadに限っては正反対になってます。

また、光ファイバーの全世帯普及についても言及してますが、これ本当に必要?日本での光も含めたブロードバンド普及率はすでに世界トップクラスです。足りないのはインフラではなくて、生活に役立つサービスなのでは?なんだかNTT光部門分社化にかこつけてのライバル弱体化作戦に見えてしまいます。

これから夏にむけて iPhone 4G も噂されてるんで、水面下の動きがこれからも続きますね。

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