2009年9月1日火曜日

民主党圧勝に思う、Noと言える日本人

民主党が歴史的な勝利をおさめたと。それも予想を上回る300議席以上を確保したと、ニュースで知りました。

この劇的な政権交代は、実に半世紀ぶりだそうです。

この結果には、日本はもちろん、世界中が注目したようです。今朝よんだ香港のローカル新聞にも、トップに2ページにわたり特集が組んでありました。(中国語で書いてあったため詳細までは読めていません。恥)










僕の中にある日本のイメージは、大きな変化を嫌うこと。
まわりに同化して、波風のたたないように、調和を大事にします。

その日本の選挙で、今回の政権交代。
ニュースを読んだとき、「日本国民がNoと言って、変化を選んだ」と素直に嬉しく思いました。

今回の選挙では、多くの人が「自民党への批判票」として、結果的に民主党を選んだように思います。民主党にはまだ実績もないし、アメリカのオバマ大統領のように強烈なカリスマ性を発揮する人物も見当たりません。

民主党と日本を待ち受ける課題は、どうみても山積みです。年間GDPの2倍の借金を抱こんで、長期経済低迷が続き、失業率は過去最高を記録し、高齢化社会は加速度的に進んでいます。

正直だれが政権をとっても大きな回復は不可能では?と思わされる問題ばかりで、民主党も出だし次第ではすぐに最低支持率まで落ち込んでしまうかもしれません。しばらくは、最初の動きを注意深く観察したいと思います。

海外在住の自分が、早く日本に帰りたい!と思えるような国になったら最高なんだけどな。まだまだ道は遠い。

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