2009年11月24日火曜日

日本食に飢えるこの頃

しばらくブログさぼってたら、もう一ヶ月がすぎてました。早すぎ。

最近仕事やら学校やらプライベートやらと目が回りそうになりながら
転げ落ちては這いつくばってを繰り返しています。地味ながら濃い毎日です。

さて、香港もだいぶ寒くなってきて、家でもヒーターを出しました。
週末のソゴウもバーゲンで身動きできないほどの人でしたし、
いよいよ年末ですね。

寒くなるとなぜか日本食が恋しくなってきます。
水炊きが食べたい、あったかいうどんが食べたい、カラスミつまみながら
お酒が飲みたいと、、、

落ち着いたら日本食パーティ開こうかな。さて、もう一踏ん張り!

2009年10月19日月曜日

EIUのMBAランキングで香港大学38位

香港大学MBAが、Economist EIU の発表した 2009年MBAランキングで38位になりました。アジア・オーストラリアの地域ランクでは第3位。

EIUのランキング結果はこちらから、香港大学MBAのSchool Profileはこちらから確認できます。

それぞれ特色を打ち出そうとしている各校をランキングというくくりで評価するのは所詮無理があるし、僕の通っているパートタイムとは直接の関係はないけど、あくまでも参考で。

以下、香港大学MBAの各項目ごとのランク。


評価が高いところから見ると、

卒業後3ヶ月以内の就職率で1位になっています。
以前のキャリアサービスの評判はあまりよくなかったようですが、
最近は就職案内のメールも次々飛んできているし、金融危機の中
この部分で力を発揮したようです。

Education Experienceが2位になっています。
留学比率や言語などの国際性の部分が評価が高く、
卒業生のクラス文化、クラスメートへの評価は少し低いようです。

評価が悪い部分に目をあてると、

卒業後の給料で99位になっています。
香港という土地柄、欧米のビジネススクールと比較すると
どうしても低くなってしまうようです。
ちなみに卒業後の平均給料はUS$70,000。

生徒の質が61位になっています。
これはGMAT平均点や勤務年数から割り出しているようですが、
それぞれ平均が668点、6年というデータから見ると、
そんなに悪くないような気がするんですが、、、

応募者数と入学者数の比率は、

フルタイムで8:1、パートタイムで5:1になっています。
2008年と比べると応募者が2倍近く増えたことになり、
経済危機の中でキャリアアップを図ろうとした人が
増えたんだと思います。

実際クラスの中で感じることは、MBAオフィスも生徒自身も、
日々改善を重ねようとしていることです。

香港大学のMBAはまだまだ歴史も浅く、やり方次第で
さらなる伸びが期待できると思います。

2009年10月11日日曜日

試験終了、そして深圳へ

Accounting の試験終了!
先週は深夜過ぎまで残業の上、試験の準備で完徹までしました。
いやー、前評判より全然難しくて焦ったけど、
なんとかパスできるといいなぁ。

試験の後にクラスのメンバーと La Meridian ホテルのバーで軽く飲み。
そのとき深圳から同じクラスに通ってきてる Victor が、「これから深圳いって飲もうよ!」と。

「え? 俺パスポート持ってきてないし、、、」
「いいじゃん、一回家にとりに帰れば。」
ってなノリで、急遽深圳へ。

現地のレストランではすでに Victor の友達が待っていて、
「日本人はこれが好きなんでしょ?」
って、大盛りの生ガキが用意されてました。

みんな、飲む飲む。
久々に一気飲みの洗礼に会い、何度もトイレに往復。
完璧にグロッキーになってました。

翌朝二日酔いのまま香港へ帰宅。
さて、これからレポートの準備しなきゃ。

2009年10月3日土曜日

LVMHセミナー

昨日は早めに会社をあがって、HKU MBA主催の LVMH Executive Seminar へ。

恥ずかしい話、LVMHという企業についてほとんど知らなかったのですが、フランスを本拠地とする世界最大手のブランドコングロマリットなのだそうです。



今日のスピーカーは Mr. Andrew WU。LVMH中国のディレクターで、今回は国慶節休みの間に上海からこのセミナーに来たのだとか。 Seminorの前のRefreshmentで、少し話して名刺交換。僕の会社名、全く知られてませんでした(涙)。

ブランド最大手だけあり、プレゼンも斬新でわかりやすい。

要点は、中国市場はこれからも大きな成長が見込め、購買力と内需の拡大とともにさらに重要性が増すというものでした。

その他、プレゼンをかいつまむとこんな感じ。
・中国は世界中で最も成長と販売が見込める市場
・世界最大の人口(わずか1%の購買者でも1300万人)
・広大な国土と都市ごとの特徴 (巨大企業でなければカバーできない)
・海外製品のボイコット
・コピー製品の氾濫と、"知的"&"物的"所有権の整備
・若年層のブランド志向の高まり
・中国伝統の"more and more"志向と、海外の"less is more"志向
・所得向上 (毎月の平均所得が40年で人民元16から2360へ)
・面子の重視がブランド志向に拍車



セミナーの後は近くのマクドナルドで、Accountingのグループで集まって最後のレポートの準備。深夜に電車が無くなる前に解散。

2016年オリンピック- リオ開催に決定

決まりましたね。2016年リオデジャネイロ(ブラジル)オリンピック。
南米発という悲願を抱えて、マドリード、東京、シカゴを抑え、最後は圧勝だったようです。

 

BRICsの一員として、GDPでも世界10位に入るまでになったブラジル。

日本が東京オリンピック(1964)と大阪万博(1970)で経済大国の仲間入りを果たしたように、中国が北京オリンピック(2008)と上海万博(2010)でその地位を不動にしようとするように、ブラジルはワールドカップ(2014)とオリンピック(2016)の開催権を手にし、さらなる成長を遂げるのでしょう。

個人的には、リオに決まってよかったと思います。

そりゃ、僕も日本人ですもの。
東京にがんばってもらいたかった気持ちはありますよ。
日本の景気にてこ入れしてほしいという気もないではないですよ。
誘致に精力尽くしてた方たちに、胸が痛まんでもないですよ。

でも、オリッピックって、夢を与えるイベントだと思うんですよ。

東京も、アメリカも、スペインも、すでに成熟した国です。
過去にオリンピックを経験しているし、経済は成長どころか下降気味です。

ブラジルはどうか?
インフラ整備は遅れているし、貧富の格差もある。
不安材料はあるけれど、他の候補地にはない可能性を秘めている。
チャンスをあげて、応援してもいいじゃないかと思うんです。

日本から遠く離れているけれど、100年前に多くの日本人が移住した、ゆかりのある国でもあるのです。

あと7年。あっというまにくるんだろうなぁ。

2009年10月2日金曜日

中国よ、どこへ向かう?!- 建国60周年

夜に窓を開けていたら、外から轟くような音が、、、、

そうだ、今日はビクトリア湾で中国建国60周年の花火があるんだった。
家から歩いて見に行けないでもないけど、メチャ込みだろうし、歩いてる間に終わっちゃうかもしれないし、おとなしく部屋のテレビで見ることに。

香港の花火、、、きれい! やっぱ見に行けばよかったかな。

 

で、北京のイベントも続けてやってました。すごい規模。
いままで感動してた香港でさえ小さく見えてしまいます。

 

 

 

そしたら北京の昼のイベントの放送が。
あれ???

 

 

 

 

めちゃくちゃ軍隊じゃないですか!!!!
いままで見てたお祭りムードはなんだったんだ?

改めて中国の真意を実感。

これ、明らかに自国の軍事力を誇示する目的ですよね。
一つの中国、反発しても押さえ込めるぞという強気の姿勢が見えます。

チベットも、ウィグルも、台湾も、アメリカにも、そして自国民にも。
中国はここまで力をつけてきているぞというメッセージなんでしょう。

昔から世界は多様性の中でバランスを保ってきました。
グローバリゼーションはその多様性を急速に均一化して、
そして中国がそれを加速しているかのようです。

世界の各国がいまだ不況に喘ぐ中、飛び抜けて成長する中国。

最近は民主主義国より成長した経済にばかり目がいっていましたが、このイベントではっと冷めた気がしたのは、僕だけでしょうか。

2009年9月27日日曜日

JFT

先月 Causeway Bay にオープンしたばかりの JFT にいって参りました。

うちの社長が JFT出資会社からオープニングセレモニーの案内状をいただいていたんですが、渋谷109の香港版と聞いていたので男性は浮いてしまうのではないかという不安から、女子社員にチケットを譲ることに。オープニングには日本からエビちゃんも来ていて大層盛り上がってたみたいです。



その後その出資会社の方と話をしていたら、
「あれ?Makotoさんいかなかったんですか?」
「男性でもまったく問題ないですよ」
「次回は買ってきたものつけてきてほしいなぁ」
というお言葉をいただいたため(汗)、一度下見にいってきたのです。

なるほど、3階建ての作りで日本ブランドがずらりとならんでいます。
香港人はとにかく日本ブランドが好きなので、これまでこういう店がなかったほうが不思議です。

クリスマスバーゲンまで待つか真剣に悩んだのですが、結局バッグと靴を買うことにしました。しめて HK$3,300。

こんどからこれで大学のクラス通おうっと。

2009年9月23日水曜日

少し視点を変えるだけで

下の2枚は会社の同じ場所からとった写真。
ちょっとみる角度を変えるだけで、まったく違う風景になります。
 

僕の周りにも、視点をかえるだけで見違えるようなことが
たくさんありそうです。

2009年9月20日日曜日

開放感に財布紛失

先週は残業とAccountingクラスの準備に睡眠不足が続いていました。
毎朝4時に寝て8時に起きる感じ。

土曜日に無事プレゼンもおわり、一時的に重荷から解放。
自分は人前でストーリー立てて話をするのにまだまだ慣れてないなぁと改めて実感。それにしてもチーム8人、仕事をしながらこの短期間でここまでプレゼンの準備をできたなと改めて皆に感謝の気持ちです。



クラスからミニバスでかえったあとのこと。

あれ?財布がない????

開放感からか、見事にバスの中に忘れてしまっていたようです。
気づいたときにはバスが出発していて時おそし。
疲れてる中、警察に届けてミニバスの会社に電話して、、、、

幸運にもその日の夜に Aberdeen Police Station で見つかりました。
香港でなくしたものが警察で見つかるとは思っていなかったので、、
まだまだいいとこがあるんですね。



日曜日は久々に家でゆっくり。
HMVで Largo Winch ってDVDかってきて、ビール飲みながら鑑賞。
元々はベルギーの漫画で、フランスで映画化されたみたいなんだけど、
めずらしく香港が舞台になっています。見慣れが街の風景があちこちに。



新しく買った Macbook Air が大活躍してます。
なんといっても軽い、薄い。そして予想以上に動きサクサク。
MS Office も入れてMBAのクラスの準備もこれ1台で万全。
Appleすばらしいよ。ますますフアンになりそう。

2009年9月14日月曜日

ワイヤーフリーな部屋づくり

小台風が去ったと思ったらまた台風接近中、、、今年は当たり年ですね。

土曜日はAccountingのクラス。訳あって前日にあまり寝てなかったので猛烈な眠気に襲われ、眠気ざましに途中何度かそっと教室を抜け出して一人ストレッチしたりコーヒーのんだり。

あとから数人のクラスメートに「なんで何度も外にでてたの??」と聞かれ、思っていた以上に周りから見られてたのねと反省。でも6.5時間のクラスはやっぱ大変。

そうそう、Apple Storeでオーダーしてた周辺機器やソフトが届いたので、早速セットアップしてみました。

Mac内のデータバックアップ&無線LAN用にとかったTime Capsule (1TB)。セットアップは簡単で、初心者もマニュアル読まなくてもできそうな感じ。無線LANはプライベート用とゲスト用の2種類が設定できて、セキュリティ面でも良さそうです。



AirMac Expressもあわせてセットアップ。これは旅行先のホテルで無線LAN環境を作りたいのと、AirTunes機能でリビングのスピーカーからiTune内の音楽を再生するため。

これが、ほんとに良くてきてる。

iPhoneにRemoteってアプリを入れると、iPhoneの操作で、Macの中の音楽を離れたとこにあるリビングのスピーカーで再生できます。全部が無線LAN経由だから配線の心配なし。いやー、かゆいところに手が届いてますね。




先週新しいiPod Nano (ビデオカメラ付)も出たし、まだまだ出費がつづきそう。

2009年9月9日水曜日

悪いことが重なるときは、寝る

今朝、イヤな夢をみて目が覚めました。

内容はよく覚えてないんですが、何か一つ失敗したのをキッカケに雪だるま式にどんどん失敗が続いてしまい、ついにはどん底まで落ちてしまうという夢。

起きてから「夢だった、神様ありがとう!」という感謝の気持ちで会社に向かいました。

実は先月、これに近いことが会社でありました。
ちょっとしたミスをカバーしようと急いでしまって、さらに大きなミスを引き起こしてしまうというパターン。こうなるとドツボにはまっちゃうんですよねー。

そういうときはどうするか?

「あきらめて一晩寝る」

これには科学的な根拠があるそうです。

「海馬は眠らない」がベストセラーになった池谷裕二さんによると、大脳皮質の神経細胞は寝ているときのほうが活動していると。

それも、起きている間に起きた「A->B->C->D」というような出来事を、100倍くらいの超高速で「ABCD!ABCD!」と繰り返し、記憶を整理して定着させているらしいです。

さらにいうと、ときどき「A->C->B->D」と勝手に順番をかえたり、「A->E->C->D」と経験していないことを加えちゃったりするらしい。これが突拍子もない夢やひらめきになったりするそうです。

いろいろ書きましたが、ようは一晩ねると頭の中が整理されて、いつの間にかトラブルが解決できていることが多いのです。

ほら、カレーも一晩寝かせると美味しいでしょ。

2009年9月8日火曜日

大人買い

今日は昼間っからエンジン全開で仕事。

なぜでしょう?

答え→ 会社終わってからMacbook Airを買いにいくため。

このタイミングで買いにいくのには訳があって、明日9月8日まで "Back to School: Buy a Mac, get free iPod touch" キャンペーンをやっているのです。学割も効くので2倍おいしい。

Webでも買えるんだけど、香港大のStudent Unionで買うとさらにプレゼントまでついてくるという、クラスメートのアップル社員の話。3倍おいしいじゃないですか、これは買わなくては!

が、なかなか仕事から切り出せず、遅れてはマズいとタクって香港大のUnionまで駆け込む。

。。。。。。。。。。閉まってる。(泣)

あきらめて家に帰ってWebからオーダーしました。
周辺機器あわせてHK$20,000ほど。久々の大人買い。

2009年9月6日日曜日

Accounting for Business Decision

今日は初めてサイバーポートでのクラス。

コーズウェイベイからミニバスで40〜50分はかかるのではとの助言に少し早めに家を出たけど、実際に乗ってみたら20分で到着。週末は道がすいてて快適!

9:30から授業なのに9時前についてしまい、他の学生達とスタバで時間つぶし。余裕こいてたら時間ギリギリになってしまって危うく教室の席が埋まってしまうとこでした。なんとか一番後ろの空き席に座る。

今回のクラスを受け持つ Professor Parkは香港大学で教えるのが今回が初めて。誰も真相を知らなかったので厳しかったらどうしようとドキドキしてたんだけど、とっても穏やかで優しい感じの韓国人教授でした。なぜか彼の英語が東北弁アクセントに聞こえ、周りの生徒に話したかったけどきっとわかってもらえないだろうと心の内にしまう。

Accounting のクラスはレクチャーが多いのかと思いきや、意外とケースが多い。グループでのプレゼンも2回あって、評価配分が100点中55点と比重も大きい。僕らのグループは8人で、香港人、オーストラリア人、インド人、日本人。

9:30〜17:00の授業は集中力を維持するのが大変。最初は気を張ってたけど後半ぼーっとしてしまう瞬間も。眠くなったらそーっと教室抜け出してコーヒー補充。

それにしても天気いいなぁ。外にでて海辺の木陰で授業したら気持ちよさそう!(そして間違いなく寝そう)

2009年9月4日金曜日

たまには船で

なんだか細かい仕事がまわってきています。
昨夜は夜2時まで仕事して、タク帰り。

周りにはテキパキ大きな仕事こなしてる人たちがたくさんいるのになぁ。
一度仕事のやり方をガラッと変えなきゃ。
やらなくていいことは断る。人に任せられることは任せる。
これだけでずいぶん変わるはずなんだけどなぁ。

今日は上海と東京からのお客様をつれて社長・部長とランチ飲茶。
ちょうど黃油蟹の季節なので、黃油蟹入り小龍包を頼んでみる。
あれ?なんかメニューの写真より小さい気が、、、
気のせい?いや小さいよ。フォトマジック。

でも食べてみるとコクがあってジューシー。
ちょっとカロリー高そうだな。
近々蟹三昧ツアー開かなきゃ。

その後同じチームの同僚と顧客訪問のあと、
たまには気分ばらしにとスターフェリーで帰社。
それにしても暑いよ!

2009年9月2日水曜日

セブンイレブンの逆襲

いつも不思議に思うことの一つ。
「香港のコンビニエンスストアの品揃えの悪さ」

アジアの国の中でも、圧倒的に品揃えが悪いと思います。特に食べ物に関しては、「こんなもの誰が喜んで買うの?」といったものが平気で陳列されています。日本人の感覚だからそう思うのか?と思って香港人に聞いても、同じような回答。

僕の記憶にあるアジア各国のセブンイレブンの品揃えを比較すると、
日本 >>> 台湾 > タイ > 中国(本土) > 香港
といった感じ(独断と偏見です)。

買い物にうるさく消費者の目が厳しいところなのに、不思議です。

そんなおり、会社の近くに新しくフード専門セブンイレブンがオープンしました。











真横に普通のセブンイレブンがあるんですが、ここは食べ物しかおいていません。嬉しいことに、日本式のお弁当も売っています!日本で買うお弁当に比べると中身は「んっ??」ですが、1パックHK$25 (約300円)の価格設定は中々の魅力です。











オフィスワーカーの多いこの地域では、中々の盛況ぶり。
これからブレークなるか? 楽しみです。

これからはお昼に時間がなくても残業で深夜過ぎても食べ物に困らないぞ!(涙)

2009年9月1日火曜日

民主党圧勝に思う、Noと言える日本人

民主党が歴史的な勝利をおさめたと。それも予想を上回る300議席以上を確保したと、ニュースで知りました。

この劇的な政権交代は、実に半世紀ぶりだそうです。

この結果には、日本はもちろん、世界中が注目したようです。今朝よんだ香港のローカル新聞にも、トップに2ページにわたり特集が組んでありました。(中国語で書いてあったため詳細までは読めていません。恥)










僕の中にある日本のイメージは、大きな変化を嫌うこと。
まわりに同化して、波風のたたないように、調和を大事にします。

その日本の選挙で、今回の政権交代。
ニュースを読んだとき、「日本国民がNoと言って、変化を選んだ」と素直に嬉しく思いました。

今回の選挙では、多くの人が「自民党への批判票」として、結果的に民主党を選んだように思います。民主党にはまだ実績もないし、アメリカのオバマ大統領のように強烈なカリスマ性を発揮する人物も見当たりません。

民主党と日本を待ち受ける課題は、どうみても山積みです。年間GDPの2倍の借金を抱こんで、長期経済低迷が続き、失業率は過去最高を記録し、高齢化社会は加速度的に進んでいます。

正直だれが政権をとっても大きな回復は不可能では?と思わされる問題ばかりで、民主党も出だし次第ではすぐに最低支持率まで落ち込んでしまうかもしれません。しばらくは、最初の動きを注意深く観察したいと思います。

海外在住の自分が、早く日本に帰りたい!と思えるような国になったら最高なんだけどな。まだまだ道は遠い。

2009年8月29日土曜日

Preparation Session (Accounting for Business Decision)

今日はHKU MBAの初めてのクラス。
(といっても、Preparation Sessionなので本番クラスではありません)。

PT向けには、このクラスは今年から始まったらしい。
昨年はいきなり本番クラスから始まったため、Accounting経験のない学生がクラスについていくのが大変で問題になり、今年からその点が改善されています。

HKUのMBAには、様々なバックグランドの学生達が集まっています。
すでにCPAの資格をもっていて銀行や金融系コンサルで現役バリバリの学生もいれば、Accountingに全く触れたことのない生徒もいます。僕は後者の一人です。

手にしたテキストブックはPeasonのAccountingという、そのままのタイトルの本。1300ページもあって、持ち運ぶだけで肩がこります。

自主参加のクラスのわりに、多くの学生が来ていました。
多分、90%くらい参加していたのでは?
中にはCPA保持者もいて、「あなた達がなぜここに?」と思いましたが、何事も最初が肝心なので、様子見なんでしょう。

今日のTutorは Mr. Ray Banker。
Preparationというタイトルのとおり、初心者にもわかるように基礎から教えてくれます。
B/S, I/S, C/Fの初歩からスタート。

昔簿記は勉強したことがあるけど、10年くらい前のことだし、全部日本語での勉強でした。英語となると悲しいくらいに単語が出てこないと改めて実感し、このクラスをとって正解でした。

Rayいわく、AccountingはPuzzleだと。

それぞれのピースを理解すればPuzzleがとけるけど、反対に理解できなければPuzzleを完成できない。とにかく最初は基礎を暗記して理解しなさい、そうすればあとで全体が見えてくるから、という寸法です。

例えば、
「AID, LIC, RIC, EqIC, ExpID」
という言葉を呪文のように暗記しなさいと。

Assets が Increase すると、Debitが変化するから、縮めてAID。
LiabilitiesがIncreaseすると、Creditが変化するから、縮めてLIC。
といった具合。

僕と同じ初心者生徒からは「なんでこれをいま覚えるんですか?」「どういう意味ですか?」と質問が飛びかいます。

Rayの回答。

「ごちゃごちゃいわないで覚えろ!なぜって?俺がGodで、俺がそういってるからだ!

もちろんJokeなんだけど、先生がここまで言っていいんかい?!

授業の後は、何人かで集まって中華をたべてお開き。

2009年8月23日日曜日

オリエンテーション (2日目)

オリエンテーションの2日目はチームビルディング。

朝から外に集まり、30度超えてるぞ!?と思われる炎天下の中で体操やダンス。事前にドレスコードの指定がなかったため、ジーンズをはいてきてしまった僕は全身汗でグチャグチャ。来年はドレスコード指定必須だな。

その後は室内に移り、いくつかのプログラムの後、今日のメインになるアフリカンダンスのプログラム。108名の参加者全員で、アフリカのダンスを覚えて完成させようというものです。

最初に6つのグループにわけ、その中で太鼓、歌、ダンス、衣装のさらに小さなチームに分けて、小グループ同士で発表をして競います。その後は大きな1つのグループになって全員で演出するという内容。



当たり前だけれど、人が増えれば増えるほどまとめるのが難しくなります。元々自己主張の強いメンバーが多い上、声が通らなくなり、意見もバラバラ。状況に応じて自分のポジショニングも変えなければなりません。この点は企業がかかえる問題と全く同じですね。

限られた時間の中で、最後はなんとか形になりました。

一番最後に、このダンスプログラムの先生にあたる Peter がみんなの前でお手本ダンスを披露してくれました。やっぱりプロはすごい、脱帽。ってか、こんなん誰もできないって!



今回のオリエンテーションでは、これまで面識のなかったMBAの学生達と打ち解けることができました。なんだかんだでこれが一番の収穫。

オリエンテーション (1日目)

今年のHKU MBA (PT) オリエンテーションはゴールドコーストホテルで開かれました。

昨年は香港ディズニーランドでと聞いていたので「今年はコスト削減か?」と一瞬疑いましたが、本当の理由は昨年ホテルの対応があまりよくなかったからだそうです。

アドミラルティ駅からバスにのって約40分で到着。なんだかリゾートな感じでアガります



各種手続きと軽食をすませ、さっそく MBA Director の Dr. Chris Chan からのプレゼン。で、最初に流したビデオがこれ。(みんなウケてたけど、僕は以前観たことがあってネタバレ)



これから最低2年間のコースを始める上で、CIA (Commitment, Interest, Attitude)の心構えから始まって、コースの概要を一通り説明。気になったのはLBS/Columbiaへの参加プログラムで、Part-Timeの学生は強制参加ではないから、希望者は来年春までに準備をすませて申請が必要とのこと。追加費用+GMAT最低600点が必要。

ランチのあとは、Mr. Simon Tamプレゼン の "Can you REALLY learn to become a successful entrepreneur?" 。一度香港大をスピンアウトして自分でICOというITの会社を立ち上げた経歴の持ち主。

ランチの時に近くをすれ違って、あんまりぱっとしない人かなぁ(失礼!)と思っていたけど、大間違い。

この人のプレゼンは凄い!


ぎりぎりまでひっぱる完璧な間の取り方、力強いメッセージ、絶妙なユーモアに見る人を引きつけるゼスチャーと目力。プレゼンの後は、Simonの授業を受けたいというファン学生が続出(今年の授業はすでに満員らしい、残念!)。

その後Dr. Sun Joe baeのプレゼンが終わって(正直若干眠かった)、やっとディナー。ビュッフェ+バーベキューで美味しい。もちろん飲み放題。夜はみんなで近場に飲みに繰り出すものの、Gold Coastという場所柄のせいか、夜12時にはラストオーダーとなり、しぶしぶ早めに切り上げ。

2009年8月21日金曜日

はじめに

日本を離れて香港に移り住んで早3年半。

今一度自分のキャリアを見直して、自分にきちんと投資しようと、働きながら通える香港大学のMBA (Weekend Mode)に通うことにしました。

ここではこれから待ち受ける生活を綴っていきたいと思います。